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北町だより

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ヒアルロン酸は、関節の潤滑と、衝撃吸収の役割を果たしています。
ヒアルロン酸をつくる力が、40歳ごろから激減します。 ヒアルロン酸の産生量が減って潤滑力が低下した関節を頻回に単純に反復運動させれば相対する関節の軟骨が消耗していきます。
オイル交換をしないで走り続けさせた車のエンジンのシリンダーとピストンをみるようなものでしょう。
40歳を過ぎてウォーキング、水中歩行、ジムトレーニングやマシーントレーニングを頻回に熱心にしていた方に変形性膝関節症の重症例をたびたびみうけます。
健康のためにしたスポーツ、運動で膝の半月板と軟骨を不必要なまでに損傷した挙げ句に、病院通いになっては割が合いません。
スポーツと運動はメタボリック症候群と心臓や肺の健康にいいのは間違いありません。運動は健康維持に大事です。
その証拠に一旦止めたその日から心臓や肺の機能と骨格筋と骨格の働きはどんどん落ち、もとより悪くなるから運動は継続できることが重要です。 それだからこそ、運動の頻度と強度に気をつけて長く楽しめる種目を選ぶべきです。
メディカルチェックの結果とその人の肉体的状態を無視してか、知らずしてか。 ただひたすら頑張って行ったスポーツと運動によって腰痛とか膝の水などがでたら継続どころではないじゃないですか。
BMIが28をこえるようなひとがジムに行ってひたすらトレーニングマシーンの同一運動反復で汗を流した結果、膝の軟骨を消耗させて水まで貯めてしまう。
骨に重力ストレス、衝撃があることで骨は強くなるのだが、どういうわけか水泳で骨が強くなると思ったり。
体幹腹部の脂肪が減るのではないかと体幹を左右に回旋させ続けて脊柱の変性側弯をきたしたり。
水泳はメタボリック症候群、関節のストレッチには大変良いのでオススメですが、
これですべて良くなるわけではありません。なになにするだけで、メタボリック症候群の改善、骨作りから認知症予防になるわけではないです。
とくにいいたいのは、40歳を過ぎて、関節機能と筋肉量・数が減って回復能力が減少していたらもうスポーツと運動を本格的に続けられなくなる。
40歳を過ぎた人で、靭帯軟骨を含めた関節と骨格に悪くないスポーツ・運動に何がいいかどうかは、 その人の活動性の頻度・強度・期間と、骨格をはじめとした身体の状態、老化の程度、骨の強さ、もともとカラダが良かったのか悪かったのかで異なります。
でも、膝・腰に肩、背中を痛めた瞬間から、スポーツも運動も楽しんで続けられません。

どうしても、身近な施設で汗を流したい方は、あらかじめ整形外科でメディカルチェックを受けておきましょう。
特に、女性の場合は骨密度以外の骨粗鬆症の検査と脊椎と膝関節のレントゲンチェックを受けておきましょう。


ヒアルロン酸注射は、関節内のヒアルロン酸を補い、膝痛を緩和する治療法です。
普通は1から2週間に1回関節内に注射を行います。ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収され、体外に排出されますから安全です。
  副作用が少なく、2023年度の日本整形外科学会ガイドラインで推奨されている治療法です


ヒアルロン酸注射以外の治療法
1. 運動療法(膝周りの筋肉を鍛えたりストレッチをする)保険適応
2. 物理療法(超音波・低周波療法など)保険適応
3. 薬物療法(鎮痛剤など)保険適応
4. 体外衝撃波治療(集束型、拡散型) ??
5. 再生医療(PRP;片膝10万7800円・APS-FD:片膝33万円・MSC療法;片膝100万円で両膝は150万円)
6. 手術療法(骨切り術と人工膝関節置換術)保険適応
その他:生活習慣を改善、減量、生活指導
変形性膝関節症の初期から中期では、手術療法以外の保存療法を行います。重度になると手術療法を検討するのが一般的です。
再生医療はすべて自費です。保険診療として認められるほどの効能が無いからです。
再生医療は、PRP(血小板濃厚血漿)のような血液を用い、生きた細胞ではない 炎症を落とすことを期待して行われる比較的安価な(と言っても結構高価だけどなあ)もの と腹部脂肪細胞を10億個まで培養増殖したり、IPS細胞のような生きた細胞を膝に入れて軟骨再生を期待して行われる非常に高価な ものがあります。
総じて再生医療はスポーツマンや変形が軽度な方に行うと効果がある場合があるらしいですね。
とにかく2023年変形性膝関節症の治療ガイドラインで:ヒアルロン酸がエビデンスの強さB、推奨度2。運動療法がC、推奨度1。物療がC2の2。
鍼治療はエビデンスレベルCで推奨度が2で、実施しないことを提案する。
灸治療もエビデンスレベルCで推奨度が2で、実施しないことを提案する。
再生医療に関して、131ページめに「信頼性を欠き、PRPの鎮痛効果を判定することができなかった」と書いてあります。












礼儀、作法、謙遜な気持ちと相手を敬う気持ちが言葉遣いに出るように務めることが 今の時代、本当に大事になってきていると思っています。   ひらの
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